答弁本文情報
平成二十八年三月十五日受領答弁第一七〇号
内閣衆質一九〇第一七〇号
平成二十八年三月十五日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 大島理森 殿
衆議院議員逢坂誠二君提出第百九十回国会における馳文部科学大臣の所信に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員逢坂誠二君提出第百九十回国会における馳文部科学大臣の所信に関する質問に対する答弁書
お尋ねについては、馳文部科学大臣は、結婚している五十歳未満の女性を対象として国立社会保障・人口問題研究所が平成二十二年に実施した「第十四回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)(夫婦調査)」によると、「持つつもりの子どもの数が、理想とする子どもの数より少ない」理由として、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」と答えた者の割合が最も高く、六十・四パーセントとなっていること等を踏まえ、御指摘のように「子育てや教育にお金がかかり過ぎることが少子化の要因の一つ」であると判断したものである。
また、文部科学省としては、他国における同様の調査結果を把握しておらず、「他国と比較しても、そのように考えているのか」とのお尋ねについてお答えすることは困難である。