答弁本文情報
平成二十八年四月十五日受領答弁第二四二号
内閣衆質一九〇第二四二号
平成二十八年四月十五日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 大島理森 殿
衆議院議員逢坂誠二君提出我が国が核燃料サイクルの推進を基本的方針とする理由に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員逢坂誠二君提出我が国が核燃料サイクルの推進を基本的方針とする理由に関する質問に対する答弁書
一及び二について
「エネルギー基本計画」(平成二十六年四月十一日閣議決定)において、「我が国は、資源の有効利用、高レベル放射性廃棄物の減容化・有害度低減等の観点から、使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウム等を有効利用する核燃料サイクルの推進を基本的方針としている」としている。このような核燃料サイクルを行う場合、一般論として使用済燃料を直接処分する場合よりコストは高くなるが、資源の有効利用、高レベル放射性廃棄物の減容化・有害度低減等の利点があることから、我が国は核燃料サイクルを推進することとしている。