答弁本文情報
令和二年三月十日受領答弁第九〇号
内閣衆質二〇一第九〇号
令和二年三月十日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 大島理森 殿
衆議院議員初鹿明博君提出新型コロナウイルスの感染拡大を受け東京オリンピック開催の是非を判断する期限に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員初鹿明博君提出新型コロナウイルスの感染拡大を受け東京オリンピック開催の是非を判断する期限に関する質問に対する答弁書
一、三及び四について
御指摘の「開催の是非を判断」、「どのような状況」及び「加味」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、二〇二〇年東京オリンピック競技大会の開催については、安倍内閣総理大臣が令和二年二月二十九日の記者会見において「東京オリンピック・パラリンピックについては、引き続き大会開催に向けて、IOCや大会組織委員会、東京都との間で緊密に連携を取りながら、アスリートや観客にとって安全な、そして安心できる大会となるよう、万全の準備を整えていく考えであります。」と述べているとおりである。
二について
お尋ねについては、仮定の質問であり、お答えすることは差し控えたい。
五について
お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、国際オリンピック委員会が定めるオリンピック憲章において「オリンピック競技大会に関するあらゆる疑義について、IOCは最終的な決定権を有する」等と規定されているものと承知している。