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答弁本文情報

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令和二年四月二十四日受領
答弁第一七五号

  内閣衆質二〇一第一七五号
  令和二年四月二十四日
内閣総理大臣 安倍晋三

       衆議院議長 大島理森 殿

衆議院議員下地幹郎君提出沖縄振興一括交付金に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員下地幹郎君提出沖縄振興一括交付金に関する質問に対する答弁書


一について

 御指摘の「内閣府所管沖縄振興予算(特別会計への繰入含む)の執行状況は、第一・四半期が六・四%、第二・四半期が五・二%であるのに対し、第三・四半期は二十五・四%、第四・四半期は六十三・〇%となっていた」の意味するところが必ずしも明らかではないが、いずれにせよ、御指摘の「内閣府所管沖縄振興予算(特別会計への繰入含む)の執行状況」は、各事業等がそれぞれの事情に応じて実施された結果によるものであり、お尋ねの「執行が年度の後半に集中している状況となっている理由」について一概にお答えすることは困難である。
 また、御指摘の「財務省が定期的に公表している「予算使用の状況」」の「支出済歳出額」欄(第四四半期にあっては、「計」欄)に掲げる額のうち、沖縄振興交付金事業推進費に係るものを合算したものについて、平成二十四年度から平成三十年度までの各年度における四半期ごとの額をお示しすると、それぞれ次のとおりである。
 平成二十四年度 第一四半期 零円 
             第二四半期 約十七億円 
             第三四半期 約五十四億円 
             第四四半期 約八百二十四億円 
 平成二十五年度 第一四半期 零円 
             第二四半期 約二百五十八億円 
             第三四半期 約百四十一億円 
             第四四半期 約千二百五十一億円 
 平成二十六年度 第一四半期 零円 
             第二四半期 約四十五億円 
             第三四半期 約二百五十五億円 
             第四四半期 約千三百四十七億円 
 平成二十七年度 第一四半期 零円 
             第二四半期 約三十八億円 
             第三四半期 約二百八十二億円 
             第四四半期 約千三百五十五億円 
 平成二十八年度 第一四半期 約一億円 
             第二四半期 約四十四億円 
             第三四半期 約二百四十九億円 
             第四四半期 約千三百五十三億円 
 平成二十九年度 第一四半期 零円 
             第二四半期 約五十三億円 
             第三四半期 約二百三十七億円 
             第四四半期 約千八十一億円 
 平成三十年度 第一四半期 約十一億円 
           第二四半期 約三十九億円 
           第三四半期 約二百十一億円 
           第四四半期 約九百四十五億円 

二について

 お尋ねについては、先の答弁書(令和二年四月三日内閣衆質二〇一第一三六号)三及び四についてでお答えしたとおりである。

三及び五について

 お尋ねの「多額の繰越や不用が発生しないように、年度前半に大半の予算を執行できる環境を整える必要がある」の趣旨が必ずしも明らかではないが、沖縄振興交付金については、内閣府及び沖縄振興公共投資交付金の交付対象事業を所管する省庁において、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律(昭和三十年法律第百七十九号)第二条第三項に規定する補助事業者等の申請に応じ、近年では、各年度における交付決定額の九割程度又はそれ以上の額について、当該年度の上半期に交付決定を行ったところである。また、交付決定後は、同条第二項に規定する補助事業等の進捗等に応じて、適時適切に必要な支出を行うこととしている。これらを通じて、引き続き、円滑に予算を執行できるよう取り組んでまいりたい。

四について

 沖縄振興交付金については、各年度における所要額を適切に推計しており、その結果として、御指摘のような「増減された理由」の変更が生じたものである。

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