答弁本文情報
令和五年十月三十一日受領答弁第五号
内閣衆質二一二第五号
令和五年十月三十一日
内閣総理大臣 岸田文雄
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員櫻井周君提出台湾海峡の安定と「戦う覚悟」についての政府の認識に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員櫻井周君提出台湾海峡の安定と「戦う覚悟」についての政府の認識に関する質問に対する答弁書
一及び三について
御指摘の「考え」及び「日本が「戦う覚悟」を示すこと」は、令和五年八月八日に麻生自由民主党副総裁が台湾において発言した内容を踏まえたものと考えられ、政府としてお尋ねにお答えすることは差し控えたい。
いずれにせよ、政府としては、国民の生命・財産と領土・領海・領空を断固として守り抜くため、防衛力の抜本的強化を行い、我が国の抑止力を高めていくこととしている。
また、台湾海峡の平和と安定は、我が国の安全保障はもとより、国際社会全体の安定にとっても重要であり、台湾をめぐる問題が対話により平和的に解決されることを期待するというのが我が国の一貫した立場である。
二について
仮定に基づくお尋ねについてお答えすることは差し控えたい。