答弁本文情報
令和五年十一月二十日受領答弁第三四号
内閣衆質二一二第三四号
令和五年十一月二十日
内閣総理大臣 岸田文雄
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員原口一博君提出元首相による「台湾有事は日本有事」といった発言に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員原口一博君提出元首相による「台湾有事は日本有事」といった発言に関する質問に対する答弁書
御指摘の「台湾有事は日本有事」については、令和三年十二月一日に安倍晋三衆議院議員(当時)が、また、御指摘の「(日本、台湾、米国を始めとした有志の国の)戦う覚悟」については、令和五年八月八日に麻生太郎自由民主党副総裁が、それぞれ発言した内容を指すものと考えられるところ、いずれも政治家個人としての見解を述べたものであると承知しており、お尋ねについて政府としてお答えする立場にない。
いずれにせよ、台湾海峡の平和と安定は、我が国の安全保障はもとより、国際社会全体の安定にとっても重要であり、台湾をめぐる問題が対話により平和的に解決されることを期待するというのが我が国の一貫した立場である。