答弁本文情報
令和六年六月二十五日受領答弁第一六一号
内閣衆質二一三第一六一号
令和六年六月二十五日
内閣総理大臣 岸田文雄
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員櫻井周君提出スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの活用と待遇に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員櫻井周君提出スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの活用と待遇に関する質問に対する答弁書
一について
御指摘の「各学校にSCとSSWを配置すること」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、文部科学省においては、令和六年度予算において、スクールカウンセラーを全ての公立小中学校に配置するために必要な予算及びスクールソーシャルワーカーを全ての公立中学校区に配置するために必要な予算を計上するとともに、いじめや不登校などの課題を抱える学校等にこれらを重点配置するための予算を拡充したところである。
二について
御指摘の「教員と同等の処遇」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、公立学校に係るスクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーの給与その他の勤務条件等については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和三十一年法律第百六十二号)、地方公務員法(昭和二十五年法律第二百六十一号)をはじめとする諸法令の定めるところにのっとり、その職務と責任等に応じ、各地方公共団体において適切に定められるべきものと考えている。