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答弁本文情報

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令和六年十二月十日受領
答弁第二二号

  内閣衆質二一六第二二号
  令和六年十二月十日
内閣総理大臣 石破 茂

       衆議院議長 額賀福志郎 殿

衆議院議員原口一博君提出佐賀空港への陸上自衛隊オスプレイの配備に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員原口一博君提出佐賀空港への陸上自衛隊オスプレイの配備に関する質問に対する答弁書


一について
  
 御指摘の「オスプレイによって対抗できるのかという懸念」の意味するところが必ずしも明らかではないが、いずれにせよ、輸送ティルト・ローター機V−二二は、固定翼機のように速い巡航速度と長い航続距離に加え、高高度を飛行可能であるといった高い性能を持つ、我が国の島嶼防衛能力を強化する上で不可欠の装備品であると考えている。

二について
  
 お尋ねの「佐賀駐屯地の整備に要する費用の総額」については、各年度の予算編成過程を経て決まることから、現時点でお示しすることは困難であるが、整備に着手した令和三年度以降の用地取得や排水施設を含めた予算額は、令和六年度予算までの間に、契約ベースで合計約二千百五十七億円を計上している。
 また、お尋ねの「当初の二十年間で見込まれる同駐屯地の維持管理費の総額」については、「同駐屯地の維持管理費」の具体的な範囲が必ずしも明らかではないが、一般的に施設に係る修繕等の維持管理に要する経費は、運用開始後に、施設の劣化状況に応じた修繕等の計画を踏まえ算定していくこととなるところ、佐賀駐屯地(仮称)が完成していない現時点においては、お答えすることは困難である。

三について
  
 御指摘の「造成工事」に当たっては、工事区域からの排水について、水素イオン濃度等の監視を行い、必要に応じ処理する等の対策を講じており、石灰の使用が有明海のノリ養殖に影響を与えることはないと考えていることから、御指摘のように「事前に調査」は行っていない。
 また、「造成工事」における「石灰の流出や漁業者への被害」は確認されていない。

四について
  
 個々の報道を前提としたお尋ねについて、政府としてお答えすることは差し控えたい。

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