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答弁本文情報

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令和七年二月七日受領
答弁第八号

  内閣衆質二一七第八号
  令和七年二月七日
内閣総理大臣臨時代理
国務大臣 林 芳正

       衆議院議長 額賀福志郎 殿

衆議院議員原口一博君提出我が国産業の国際競争力の低下に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員原口一博君提出我が国産業の国際競争力の低下に関する質問に対する答弁書


一について

 御指摘の「経済産業省がこれまで主導してきた国家プロジェクト」、「失敗」、「官僚は業界の実態に疎く意思決定も遅い」、「「長期」の責任を負える立場にもない」及び「政官財の癒着」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、お尋ねの「政府の産業政策の今後の方針」については、経済産業省として、我が国の産業の国際競争力の強化に向けた産業政策の実行に当たって、中長期的な視点に立ち、官民による、新規の投資を含む、付加価値の向上や新たな市場の創出に向けて取り組むことが重要であると考えており、現在、「経済財政運営と改革の基本方針二〇二四」(令和六年六月二十一日閣議決定)や「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画二〇二四改訂版」(令和六年六月二十一日閣議決定)などに盛り込んでいる我が国の産業の国際競争力の強化に必要な施策を講じているところであり、引き続き、我が国の産業を取り巻く情勢を踏まえながら、必要な支援策を不断に検討し、実施していく考えである。

二について

 お尋ねの「部品や素材の開発力や市場での競争力をさらに強化していくための政策を長期間にわたって戦略的に講じていく必要」については、経済産業省として、御指摘のような産業上の分野ごとに中長期的な戦略を策定し、これに基づく施策を講じているところである。

三について

 お尋ねの「企業が中長期的な視点から開発を行えるような投資環境」の「整備」に向けては、経済産業省として、我が国の企業の予見可能性を確保することが重要であると認識しており、我が国の産業の国際競争力の強化に向けて、予算措置や税制措置等により、企業における中長期的な視点での投資を促進している。

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