答弁本文情報
令和七年二月七日受領答弁第三一号
内閣衆質二一七第三一号
令和七年二月七日
内閣総理大臣臨時代理
国務大臣 林 芳正
国務大臣 林 芳正
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員杉村慎治君提出コンテンツ産業におけるマンガ・アニメ・ゲームの一括推進に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員杉村慎治君提出コンテンツ産業におけるマンガ・アニメ・ゲームの一括推進に関する質問に対する答弁書
一の1及び2について
お尋ねの「利益相反や対立構造」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、御指摘のように「利益配分や制作方針を巡って対立」が生じ得るものと認識しているところ、お尋ねの「利益相反が存在する場合、それを調整するための方策」については、民間企業間の契約に係る紛争であり、当事者間で解決されるべき事柄であると考えている。
一の3及び二について
お尋ねの「一括推進」及び「セットで扱うこと」の意味するところが必ずしも明らかではないが、政府としては、「新たなクールジャパン戦略」(令和六年六月四日知的財産戦略本部決定)を踏まえ、例えば、経済産業省において「エンタメ・クリエイティブ産業政策研究会」を設置するなど、戦略及び運用の双方において、ゲーム、アニメ、マンガ等の分野ごとに課題の分析を行っており、それぞれの政策課題を踏まえ、個別の分野に応じた施策を講じているところである。