答弁本文情報
令和七年二月十二日受領答弁第三六号
内閣衆質二一七第三六号
令和七年二月十二日
内閣総理大臣 石破 茂
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員西田薫君提出尖閣諸島開拓の日百三十周年記念式典に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員西田薫君提出尖閣諸島開拓の日百三十周年記念式典に関する質問に対する答弁書
一について
「尖閣諸島開拓の日」百三十周年記念式典については、政府から内閣官房領土・主権対策企画調整室室長(内閣審議官)が出席した。石垣市が主催する「尖閣諸島開拓の日」に係る式典への政府の出席者については、その都度諸般の情勢を踏まえつつ、適切に判断しているところである。
二について
お尋ねの「見解」の具体的に意味するところが明らかではないが、令和七年一月十三日から同月十五日までにかけて、森山自由民主党幹事長及び西田公明党幹事長を始めとする自由民主党と公明党の議員団が訪中し、お尋ねの「日中与党交流協議会」等を実施し、中国側と意見交換を行ったものと承知しているところである。それ以上については、特定の議員の活動に関するものであり、政府としてお答えすることは差し控えたい。
三について
政府としては、お尋ねの「行動」を含め、中国海警局等に所属する船舶による尖閣諸島周辺の接続水域内での航行がほぼ毎日確認されていること等を極めて深刻に考えており、中国海警局等に所属する船舶が我が国の接続水域を航行していることが確認された時点において、中国政府に対して申入れを行っているところである。政府として、引き続き、緊張感を持って尖閣諸島周辺の警戒監視に万全を尽くすとともに、領土、領海、領空を断固として守り抜くとの決意の下、今後とも冷静かつ毅然と対応していく。