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昭和二十二年七月五日提出質問第二號
淡路島の電氣供給確保に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和二十二年七月五日
提出者 原 健三※(注)
淡路島の電氣供給確保に関する質問主意書
第九十回議会の建議委員会において淡路島の電氣供給確保に関する建議案が可決された。その際、政府(商工省当局)は、関係会社を督励し万難を排して、明石、岩屋間の海底電線を必ず昭和二十二年六月中に敷設完了させるとの旨を言明した。しかるに、本年六月に至つてもなお敷設を見るに至らない。しかもその間数回にわたつてこの経過を質し、その完成を熱望したのであるが、その都度前回と同樣の答弁があつたにかかわらず、いまだにその完成をみないことは、政府の怠慢と断ずるの外はない。ゆえに、ここに政府の怠慢を責め、その責任を問い、且つ今後の見通しとその決意を問う所以である。