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昭和二十五年十二月一日提出質問第一四一号
所得税の課税に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和二十五年十二月一日
提出者 風早八十二
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
所得税の課税に関する質問主意書
一 所得税法によれば、納税者に減税申請の権利が與えられているにもかかわらず、何ら理由を附さずに却下している例が多い。
税務当局は、いかなる調査に基いて却下しているのか。その基準、方法等について具体的に明示されたい。
又、減額申請の件数及びその受理(承認)件数を明示されたい。
二 更正請求に対して国税庁及び国税局では、これをどのように取り扱うか。又、納税者にどう対処するつもりか。具体的に、実情に則して対処するなどという抽象的な答えではなく、具体的にどこの会議で、又どのような通達あるいは通ちようによつて処理の方針を決めたか。
右質問する。