質問本文情報
昭和二十六年二月三日提出質問第六四号
栃木市及び下都賀郡下の所得税徴收等に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和二十六年二月三日
提出者 山口好一
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
栃木市及び下都賀郡下の所得税徴收等に関する質問主意書
昭和二十五年十一月二十四日附質問主意書を提出し、「栃木市及び下都賀郡下の所得税徴收等に関する件」を質問したのに対し、昭和二十五年十二月五日附内閣衆質第三五号をもつて答弁があつたが、右答弁はあまりにも抽象的にして現実に則せざるによりここに改めて質問する。
更に答弁書の二、には、所得税は申告納税であり又課税の適正公平を計るため、国税局も管轄税務署に一任せず種々努力している旨を答えているが、これも一般論であつて、納税者がいくら正直に申告しても過去の算定額(無理な)に強圧されて泣き泣き退かねばならぬ現情である。
国税局においても、私の前回の質問提出後において特にこの地方に対する具体的な調査をして下すつたことと思うが、
一 その具体的調査の方法及び結果如何。
二 過重なる従前の決定を是正する意思ありや否や。
明確に次の答弁書において詳細にかつ具体的に答弁されたい。
右質問する。