質問本文情報
昭和二十八年六月十日提出質問第八号
熊谷・桐生間の鉄道新設に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和二十八年六月十日
提出者 長谷川四※(注)
衆議院議長 堤 康次※(注) 殿
熊谷・桐生間の鉄道新設に関する質問主意書
両毛の経済中心地桐生市から太田市を経て熊谷市、更に東京都との経済交流上、これが最短距離を結ぶ鉄道の新設は、これに関係する各関東都県民の長年の要望である。
現在既施設の両毛線は、高崎・小山間を結ぶ環状線であり、これら利用者は中央との交流に時間的経済に非常に不利のため、この沿線一帯の産業振興を著しく困難にしている。よつて、桐生市より太田市を経て東京都に直結する縦断線をすみやかに実現されんことを要望する。
この熊谷・桐生間の鉄道新設に関し、次の諸点について政府の確固たる所信を承りたい。
一 新設するとすれば施設着工の時期はいつごろであるか。
一 完成の時期と見透し如何。
一 その他、施設に対する具体案は如何。
右質問する。