衆議院

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昭和三十六年三月十七日提出
質問第一二号

 アメリカの綿製品輸入制限及びギンガム輸出対策に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和三十六年三月十七日

提出者  田中武夫

          衆議院議長 (注)(注)一(注) 殿




アメリカの綿製品輸入制限及びギンガム輸出対策に関する質問主意書


 播州ギンガムは、外国製品の水準を抜く優秀品で、重要輸出綿製品であるが、アメリカの綿製品輸入制限措置及びドル防衛のもたらした直接的影響として、昨年末以来アメリカの買付け契約は次第に不振となり、特に本年度四 ― 六期の契約のごときは本年初頭には皆無の状態で将来が憂慮されているので、その対策について伺いたい。

一 政府は、アメリカの日本綿製品輸入制限に対し、その緩和又は撤廃のためどのような努力をしてきたか、また将来どのような措置を講じようとしているか。
二 千九百三十六年以来業界は規制を行ない、自由な輸出を抑制した結果、その間を利用して香港、スペイン、ポルトガル等後進国のギンガム製品が驚異的に躍進する結果を許した。そのため日本綿製品のアメリカ輸入量に対する比重は著しく低下しているが、日本が自主規制をしても日本以外の輸出国が自由な立場にあるときは、日本は再び公正な競争の機会を失うこととなるが、政府にその対策があるか。
三 規制を行なつていない他国からの輸入急増で関税が引き上げられるような場合には、日本もこれに巻き込まれるが、政府は、このことについてどう思うか。
四 従来の四千万平方ヤールの規制を本年は二千万平方ヤール増加して六千万平方ヤールとし、この増加分二千万平方ヤールを総わくに加算し、当該わく未達を生じた場合はこれを他の品種に振替え輸出したいと業界は希望しているが、この希望達成について、政府は十分な配慮をする用意はあるか。
五 現在アメリカの買付け契約不振のため織工賃も四十七インチ×百二十ヤール物ギンガム(標準品)の損益分岐点ヤード当たり二十一円六十七銭を下回る気配が強いが、値くずれを防止するための対策はあるか。

 右質問する。



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