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昭和五十二年四月二十三日提出質問第二〇号
繊維染料インジゴの供給確保に係る国の助成に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和五十二年四月二十三日
提出者 古川雅司
衆議院議長 保利 茂 殿
繊維染料インジゴの供給確保に係る国の助成に関する質問主意書
繊維染料インジゴは、絣や最近需要の伸長しているジーンズなどの衣料布地の染色に使用されているが、需要に対し供給が追いつかない現状である。
国内生産プラントは三井東洋高圧(大牟田)一社が稼動しており、年間五〇〜七〇トンの生産を維持している。しかし、需要は年間約一〇〇トンに達しており、供給確保のために一部輸入に頼り、通産省が染色業界への配分割当てをしているといわれる。
右のような実態を政府はどのように掌握しているかお伺いしたい。
併せて次の諸点について見解をお示しいただきたい。
二 国内生産の増量計画について
三 製造プラントは多額の設備投資を必要とし、なおかつ減価償却に多年を要するといわれているが、インジゴ供給確保のために国の助成が必要と考えられるが如何。
四 現状においてインジゴの需給に一部混乱を生じているので、政府の対応策を伺いたい。
右質問する。