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昭和六十二年十二月九日提出質問第三号
岩手県南部地域(宮城県北隣接地域)の道路網整備に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和六十二年十二月九日
提出者 沢藤礼次郎
衆議院議長 原 健三郎 殿
岩手県南部地域(宮城県北隣接地域)の道路網整備に関する質問主意書
岩手県の南部地域、特に東磐井郡一帯、気仙地域は、広大な面積と北上山地にかかつているという地理的条件や、宮城県との隣接地で道路の管理者が異なるなどの行政的条件が複雑に絡み、道路の整備が遅れている。
そのことが、東北縦貫自動車道等の整備が進んでいる内陸部との地域間格差を生じ、当該地域の開発や、地域経済の発展を阻害している状態にある。
当該地域にとつて、道路網の整備は懸案の課題であり、地域住民の悲願ともなつている。
ついては、次に掲げる諸点について質問する。
二 主要地方道一関・大東線の整備、特に一関市相川字外大久保・東山町松川字滝ノ沢間の改良整備の見通しはどうか。
三 主要地方道江刺・千厩・東和線の改良、特に千厩西中沢地内から宮田橋間の道路改良工事の今後の見通しはどうか。
四 国道二八四号、特に千厩町東小田・川崎村砂子田間の改良整備事業の見通しはどうか。
五 宮城県気仙沼市から岩手県室根村、藤沢町、花泉町を経て、東北自動車道金成インターに通ずる花泉・気仙沼線(仮称)の一部開設並びに既設路線の改良整備についての見通しはどうか。
六 主要地方道大船渡・三陸線の清水・合作間トンネル開さくを含む改良工事の見通しはどうか。
七 一般国道三九七号の整備、特に種山トンネルの建設工事の今後の見通しはどうか。
八 一般国道四五号、大船渡南(地ノ森〜丸森)バイパスの整備、及び新三陸トンネル建設を含む三陸局部改良事業の今後の見通しはどうか。
右質問する。