質問本文情報
平成十年六月十五日提出質問第五五号
電源開発促進対策特別会計に関する質問主意書
提出者 中川智子
電源開発促進対策特別会計に関する質問主意書
国の予算については、税を主な財源としているところであり、その支出については、納税者に対して責任ある説明がなされなければならない。ところが、特別会計については、その用途につき不明確な点も多く、説明責任が十分に果たされているとは言いがたい状況である。そこで、電源開発促進対策特別会計に関し、次の事項について質問をする。
平成八年度決算の説明(大蔵省主計局編)において、平成八年度における実績の概要が示されているところである。以下、その内容に沿って質問をする。
1 原子力発電安全対策等委託費について、様々な試験あるいは調査、解析等を民間調査機関等に委託したとされているが、委託した内容ならびに委託機関、委託費用につき、個別具体的にその根拠と、なぜその機関等に委託したのかについても併せて示されたい。
2 原子力発電安全対策等補助金については、地方公共団体等に対し、原子力発電施設等立地地域における原子力に関する広報と住民の研修が行えるような施設の整備に必要な経費を補助したとあるが、補助対象となった広報と施設整備の内容と補助金額につき個別具体的に、その根拠を示されたい。
右質問する。