昭和二十七年二月二十二日受領
答弁第一二号
(質問の 一二)
内閣衆質第一二号
昭和二十六年二月二十二日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 林 讓治 殿
衆議院議員天野公義君提出荒川放水路上の橋の建設計画に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員天野公義君提出荒川放水路上の橋の建設計画に関する質問に対する答弁書
荒川放水路にかかつている橋は葛西橋、小松川橋、千住新橋及び本年度完成予定の四ッ木橋を除き、江北、西新井、堀切及び船堀の四橋は、いずれも五百米を超える長大木橋であるため、これが建設にはばく大な工事費を要し早急にこれ等のかけかえを実施することは困難であるが、昭和二十七年度特別会計をもつて江北橋かけかえについて予算を要求中であり、国家財政並びに東京都財政の許す範囲で逐次建設を行いたいと考えている。
なお、堀切橋、西新井橋については補修工事を実施し、あるいは橋側に歩道を築造する等交通の確保に鋭意努力しつつある。
右答弁する。