答弁本文情報
昭和四十一年七月二十六日受領答弁第三号
(質問の 三)
内閣衆質五二第三号
昭和四十一年七月二十六日
内閣総理大臣 佐藤榮作
衆議院議長 山口喜久一郎 殿
衆議院議員濱野※(注)吾君提出昭和四十一年度政府所有食糧及び農産物等運送契約書に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員濱野※(注)吾君提出昭和四十一年度政府所有食糧及び農産物等運送契約書に関する質問に対する答弁書
一 昭和四十一年度政府所有食糧及び農産物等運送契約書に基づく契約単価算出の基礎である品目別、区分別輸送トン数は別紙一のとおりである。
二 上記各契約単価の構成費目別内訳は、別紙二のとおりである。
三 運送契約書に基づく運送諸掛の算出方法は、運送形態別、品目別区分等による政府所有食糧の運送実態調査の結果に基づき、包装別運送数量をそれぞれの標準重量により加重平均し、包装込みトン当たり個数を計算し、運送諸掛を算出している。
従つて契約書付録に定める各運送諸掛の一個当たり金額は、包装込み単価であり量目はそれぞれの正味重量を表わしている。
四 運送契約書付録第一頁および第五頁の貨物自動車運賃は、入出庫賃とともに実費払をしており、契約書付録第四頁の車馬運送諸掛は、資材費、看貫荷役賃等の発着地加算額のみである。
この必要経費を運送の都度実費計算をすることは、事務処理上きわめて煩雑であるので、別途実施している実態調査結果に基づいて、適正と考えられる単価を決定し、これを「入出庫賃および運搬賃」に加算しているものである。
右答弁する。
別紙 一
品目別区分別の契約単価算出の基礎とした各輸送トン数
各契約単価の構成費目別内訳
(一) 陸上輸送諸掛
ア、県間輸送
(ア) 貨車運送諸掛
○発地諸掛
○着地諸掛
(イ) 車馬運送諸掛
イ 県内運送
○県内諸掛
(二) 船舶運送諸掛
ア 県間運送
(ア) 発地諸掛(庫 ― 船)
(イ) 着地諸掛(船 ― 庫)
イ 県内運送
○県内諸掛
(三) 県間中継地諸掛
○県間運送
(四) 県内中継地諸掛
○県内運送
(五) 大型鋼船運送諸掛
(ア) 発地諸掛
(イ) 着地諸掛
(ウ) 中継地諸掛