答弁本文情報
昭和四十九年八月二十三日受領答弁第一号
(質問の 一)
内閣衆質七三第一号
昭和四十九年八月二十三日
内閣総理大臣 田中※(注)榮
衆議院議長 前尾繁三郎 殿
衆議院議員石井 一君提出大阪国際空港の将来の在り方に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員石井 一君提出大阪国際空港の将来の在り方に関する質問に対する答弁書
大阪国際空港の航空機騒音に関しては、周辺住民の生活環境を守るために緊急に解決を要する問題であることを強く認識している。関西国際空港の建設がその抜本的な方策であることはこのたびの航空審議会の答申によつても明らかである。今後、この答申に基づき、速やかに関係地方公共団体と協議を行い、その理解と協力が得られるよう努力を積み重ねてまいりたい。
大阪国際空港の将来の在り方については、既に昨年七月運輸省が大阪国際空港騒音対策協議会に文書をもつて回答したとおりであるが、政府としては、答申の趣旨を尊重し、当面、同空港の周辺整備事業を強力に推し進めつつ、その将来の在り方については、関係地方公共団体と今後とも十分に協議してまいる所存である。
右答弁する。