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平成十六年十月十二日提出質問第四号
政府刊行物に関する質問主意書
提出者 中根康浩
政府刊行物に関する質問主意書
各省庁より刊行される政府刊行物は、国のあり方の実態を知る上で極めて貴重な資料である。その発行にあたっては、公平・透明なプロセスが確保されなければならない。
従って、次の事項について質問する。
政府刊行物の編集や監修は本来業務でないと思うが、政府の見解を答弁されたい。また、昭和三十一年十一月二日に閣議で了解され、平成十三年一月六日に改定された「政府刊行物の普及の強化について」との整合性についての政府の見解(特に発行所が多岐に渡っていること)についてもあわせて答弁されたい。
(2) 平成十六年版『厚生労働白書』は、平成十六年六月十八日に政府から頒布されたものと、「株式会社ぎょうせい」が発行した二種類がある。それぞれの発行部数、政府からの無料頒布先、価格、発行部数及び価格の積算根拠、厚生労働省が「株式会社ぎょうせい」に対して行なった監修業務の内容、監修料の受取の事実がある場合は監修料受領部署及び「株式会社ぎょうせい」への厚生労働省からの天下りの有無について明確に把握した上で、『厚生労働白書』が二種類存在することへの妥当性について答弁されたい。
右質問する。