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平成十六年八月五日提出
質問第六二号

わが国における自殺者の増加に関する質問主意書

提出者  伴野 豊




わが国における自殺者の増加に関する質問主意書


 食生活の向上や、医療技術の進歩などにより、日本国民の平均寿命は長寿更新を続けている。他方、バブル崩壊後の景気の低迷といった社会情勢や、個々人が抱える健康不安などを背景に、わが国の自殺者は六年連続で三万人を超え、二〇〇三年には三万四四二七人となり、統計の残っている一九七八年以降で最多となった。これは交通事故死者七七〇二人の約四・五倍にのぼる。
 すなわち、現在のわが国は女性の寿命が世界一を誇る一方で、自殺が増大を続けるというアンバランスな状況となっている。
 自殺の原因としては経済的理由、健康不安、ないしはこれらの複合的理由が多くを占めるとされ、世界一平和で暮らしやすいともいわれるわが国において、社会保障やメンタル面を考慮した医療体制の充実などに課題を残していると考えられる。
 こうした状況のもと、社会不安のない健全な社会を形成していくことが極めて重要な課題であると考える。
 従って、次の事項について質問する。

1 自殺者数が過去最高を記録したことについていかなる認識をもっているか。
2 自殺の減少についていかなる歯止め策を考えているか。目標とする時期、数値等具体的に回答されたい。
3 2項について、目標を達成できなかった場合の責任はどこに帰属するか。

 右質問する。



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