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平成十七年十月二十八日提出
質問第四二号

悪性中皮腫の早期発見のための検査方法と治療方法の研究開発に関する質問主意書

提出者  福島 豊




悪性中皮腫の早期発見のための検査方法と治療方法の研究開発に関する質問主意書


 近年、アスベストの曝露による健康被害が広く発生していることが明らかになり国民の中には不安が高まっている。健康被害において最も重要な疾患は悪性中皮腫であると考えられるが、その早期発見のための検査方法や治療方法については我が国においては未だ十分な研究開発が行われているとは言い難いのが現状である。過去のアスベストの使用期間及び使用量から我が国においては、今後、悪性中皮腫の患者が多数発生すると予想されている。またアスベスト曝露の既往があり、悪性中皮腫の発症に対して大きな不安を抱いている多くの関係者の不安を踏まえると、早期発見のためのより優れた検査方法を開発し、早期にその適用を進めるべきである。また悪性中皮腫はいったん発症すると急速な経過をたどり外科手術以外に有効な治療法が十分確立されていない現実を踏まえ、新たな抗ガン剤をはじめとする治療法の研究開発を早急に進める必要がある。悪性中皮腫の早期発見のための検査方法及び治療方法開発のための研究開発の推進は緊急を要すると考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 米国の医学専門誌(New England Journal of Medicine,VOL.353,NO.15)における最近の悪性中皮腫についてのレビュー(pp1591〜1603)では、悪性中皮腫の血清マーカーとして、血清メソテリン関連タンパク質(Serum mesothelin-related protein;SMRP)やCA125′CA15‐3′ヒアルロン酸(hyaluronic acid)やオステオポンチン(Osteopontine)が有用な血清マーカーであることが報告されている。こうした血清マーカーについて我が国においても早急に検討を進め、悪性中皮腫の早期発見のための検診方法の確立を図るべきと考えるが政府はどのようにこれに取り組む考えか。
二 悪性中皮腫の抗ガン剤による化学療法についての前述のレビューにおいてはペメトレキシド(Pemetrexed)とシスプラチン(cisplatin)の併用療法の有効性、ジェムシタビン(gemcitabin)とシスプラチン(cisplatin)の併用療法の有効性が紹介されている。我が国においては有効な抗ガン剤の利用が諸外国に比較して制約されているとの指摘がなされており、このような有効性の確立された治療薬の導入に向け早急に研究開発を進めるべきと考えるが政府はどのようにこれに取り組む考えか。

 右質問する。



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