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平成十八年二月一日提出質問第三七号
二〇〇六年一月三十一日の記者会見におけるプーチン露大統領の北方領土問題に係る発言に関する質問主意書
提出者 鈴木宗男
二〇〇六年一月三十一日の記者会見におけるプーチン露大統領の北方領土問題に係る発言に関する質問主意書
一 二〇〇六年二月一日付朝日新聞朝刊は、プーチン露大統領が一月三十一日の記者会見で北方領土問題に関して「露日両国は、ヤルタ協定、ポツダム宣言、サンフランシスコ平和条約という国際的な合意を損なうことなく問題解決の道を探り始めた」と報じているところ、プーチン大統領の正確な発言内容について示されたい。
二 在ロシア連邦日本国大使館から一のプーチン大統領の発言に関する公電での報告が外務本省に到着した日時を示されたい。
三 一九四五年二月十一日付「ヤルタ協定」では、「千島列島ハ「ソヴィエト」連邦ニ引渡サルヘシ」との約束がルーズベルト米国大統領とスターリン・ソ連首相との間でなされたと承知するが、政府としては「ヤルタ協定」の効力についてどのような立場をとっているか。
四 政府は一のプーチン大統領発言に関し、ロシア側に対してどのような働きかけを行ったか。
右質問する。