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平成十八年十月四日提出
質問第五〇号

イランの国際社会に与える脅威に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




イランの国際社会に与える脅威に関する質問主意書


一 二〇〇六年十月二日、テヘラン発ロイター通信は、
 「イラン政府のエルハム報道官は二日、同国が西側の要求通りにウラン濃縮を停止することはないが、核問題についての交渉は継続すると述べた。
 欧州連合(EU)のソラナ共通外交・安全保障上級代表は、イランのラリジャニ最高安全保障委員会事務局長と協議を行っており、これまでのところ合意には達していないが、新たな協議は予定されている。
 同報道官は記者会見で『核問題について、アハマディネジャド大統領はイランの立場を伝えた。交渉は今後も続く。大統領は、われわれは(濃縮)停止は認めないと述べており、これまでも認めていない』と語った。」
 と報じているが、外務省は右報道を承知しているか。
二 在イラン日本国大使館は、一の記者会見におけるエルハム報道官の「核問題について、アハマディネジャド大統領はイランの立場を伝えた。交渉は今後も続く。大統領は、われわれは(濃縮)停止は認めないと述べており、これまでも認めていない」との発言(以下、「エルハム発言」という。)を外務本省に公電で報告しているか。報告しているならば、その内容と公電の外務本省への到着日、時、分を明らかにされたい。
三 政府は「エルハム発言」をイランの公式の立場を表明したものと認識しているか。
四 ウラン濃縮を停止する意志がないと表明したイランは、国際社会の潜在的脅威となっていると政府は認識しているか。

 右質問する。



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