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平成十八年十月十一日提出
質問第六七号

北朝鮮による核実験に対する外務大臣の発言に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




北朝鮮による核実験に対する外務大臣の発言に関する質問主意書


一 外務省公式ホームページによれば、二〇〇六年十月十日の記者会見で、記者からの「日本独自の制裁というものに総理も言及されていますが、日本政府として核実験であるかどうかを正確に把握できていない段階で、日本独自の制裁を発動するというのはどういうタイミングを伴うのでしょうか。」
 との質問に対して、麻生太郎外務大臣は、
 「核実験であったとやった本人はそう言っているわけですが、やったかどうかの確認というのは正直言ってなかなか難しいと思います。地下実験の場合は放射能漏れが少ない。空中爆発と違って圧縮爆発ですから。また、マグニチュード三.九とかいうレベルの反応だと、中国、米国、日本が出したマグニチュードの数字はそれぞれ違いますので何とも言えませんが、そういうのはかなり、戦略核というより戦術核というくらい小さなもので、もっと小さな反応ということになろうと思います。その意味からいくと、今の段階で放射能漏れは更に少ないと思われますので、中に入って査察ができないという前提に立った場合には極めて難しいというのが今の状況です。しかし、先方はやった、中国もロシアの国防省も確かやったという発言をしていますけれども、それ以上の確証が得られているわけでは今の段階ではありません。従って裏付けのないままに日本だけが先行してというようなことは慎んでおいた方がいいのではないか。実は言っているだけでそうではないという場合もありますから。」
 と答えているところ、右発言は北朝鮮による核実験の可能性を否定することを示唆したものか。
二 一で外務大臣が述べた「裏付け」とは具体的にいかなる内容を意味するものか。

 右質問する。



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