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平成十八年十一月二十四日提出
質問第一七八号

二〇〇二年八月二十一日夜の外務事務次官室における会議に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




二〇〇二年八月二十一日夜の外務事務次官室における会議に関する質問主意書


一 外務省は秘密を守ることができる組織か。
二 二〇〇二年八月二十一日夜、竹内行夫外務事務次官が事務次官室で会議をしたという事実があるか。
三 二の会議で資料が配付されたか。
四 二の会議の内容は公表されたか。
五 二の会議の内容について記録が作成されたか。作成されたとするならば、記録には秘密指定がなされたか。
六 朝日新聞社コラムニストの船橋洋一氏の著書「ザ・ペニンシュラ・クエスチョン 朝鮮半島第二次核危機」(朝日新聞社)の四十二〜四十三頁に、
 「八月二十一日夜、竹内行夫事務次官が、谷内正太郎総合外交政策局長、藤崎一郎北米局長、海老原紳条約局長、それに田中を次官室に呼んだ。
 竹内は『近々、総理が平壌へ行く。秘密裏にやってきて申し訳ない。総理も了承されていたことだ』と述べ、その後、日朝平壌宣言の草案が配られた。
 竹内は田中に話すように促し、田中も詫びた後、概略を説明した。
 谷内が『拉致はどうなっているのか。この文案には拉致という表現が直接書かれていない。それでいいのか』と質した。
 田中は『拉致は自分にまかしてほしい』と述べ、『総理まで了承を取っている』と付け加えた。
 海老原は『米国には知らせているのか』と聞いた。
 田中は『米国とはこれからやる。(リチャード・)アーミテージ(国務副長官)が日米戦略対話のため一週間後に来る。次官(竹内)からアーミテージには直接、説明してもらう』と答えた。
 部屋は、重苦しい沈黙に包まれた」
 という記述があることを外務省は承知しているか。
七 六の記述は事実か。

 右質問する。



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