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平成十九年四月五日提出
質問第一五八号
元外務審議官が出版した「日露外交秘話」に関する再質問主意書
提出者 鈴木宗男
元外務審議官が出版した「日露外交秘話」に関する再質問主意書
「前回答弁書」（内閣衆質一六六第一二八号）を踏まえ、追加質問する。
一 外務審議官を務めた丹波實氏が二〇〇四年に中央公論新社より「日露外交秘話」という書籍（以下、「本書」という。）を出版したことについて、「平成十五年当時、丹波元ロシア連邦駐箚特命全権大使から外務省に対し、同大使のロシア在勤中の事項等を中心とする著作を出版するに当たって相談があった。これに対し、当時はロシア連邦に関する外交政策等を所掌する欧州局ロシア課長であった御指摘の課長が、在職中の事項に関する著作を出版するに当たって留意すべき点について説明を行ったと承知している。」という答弁がなされ、上月豊久氏が「本書」の出版に深く関与したことが明らかになったが、上月豊久氏は公務として丹波實氏に対して「著作を出版するに当たって留意すべき点について説明」したのか。
二 上月豊久氏が丹波實氏に対して説明を行った日時と場所、更に内容について明らかにされたい。
三 二の説明に対して記録が作成されたか。
四 「本書」は「日露外交秘話」と題されているが、外交秘密に属する内容があるか。
五 天下りの定義如何。
六 丹波實氏が外務省を退職した後、再就職したが、この再就職は外務省のあっせんによるものか。
右質問する。
