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平成十九年四月二十七日提出
質問第二〇八号

弔問外交に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




弔問外交に関する質問主意書


一 二〇〇七年四月二十六日付産経新聞が、「エリツィン氏国葬 クリントン氏ら参列 日本からは大使のみ」という見出しで、
 「二十三日に死去したロシアのエリツィン前大統領の国葬が二十五日、モスクワ中心部にあるロシア正教の総本山、救世主キリスト大聖堂で、プーチン大統領以下の政権幹部や諸外国要人が参列して営まれた。宗教を弾圧したソ連時代を経て、ロシア正教会が国家指導者の葬儀を執り行うのは百十三年ぶり。
 葬儀はエリツィン氏の棺を聖堂中央に安置して行われ、総主教アレクシー二世が『故人は、ロシアの運命に対する責任を引き受けた力強い人物だった。いつの日か歴史が公正に評価するだろう』と冥福を祈った。その後、参列者は市内のノボデビッチ修道院まで葬列となって歩み、棺の埋葬を見守った。ソ連・ロシアの政治指導者でクレムリンに埋葬されないのは、スターリン批判を行ったフルシチョフ元共産党第一書記に次いで二人目で、現在のロシアが抱くエリツィン氏への複雑な評価が反映されている。
 この国葬には世界各国の現旧指導者が参列し、米国のクリントン前大統領とブッシュ元大統領、ドイツのケーラー大統領、メージャー英元首相、欧州各国の外相のほか、旧ソ連構成国の首脳が顔をそろえた。日本からは『葬儀に間に合う商用便がなかった』(塩崎恭久官房長官)との理由で斎藤泰雄大使の参列にとどまり、ロシアのメディアは驚きをもって受け止めている。」
と報じていることを外務省は承知しているか。
二 弔問外交とは何か。
三 エリツィン氏の葬儀は外交上どのような意味を持つと外務省は認識しているか。
四 エリツィン氏の葬儀に際し、外務省は政府特使の派遣を検討したか。
五 麻生太郎外務大臣及び外務省は安倍内閣総理大臣に対して、エリツィン氏の葬儀に日本政府から特使を派遣すべきであるという意見具申を行ったか。
六 日露関係を統括する原田親仁外務省欧州局長は内閣総理大臣官邸に対して、エリツィン氏の葬儀に日本政府から特使を派遣すべきであるという意見具申を行ったか。行わなかったとするならば、その理由を明らかにされたい。
七 一の産経新聞における「日本からは『葬儀に間に合う商用便がなかった』(塩崎恭久官房長官)との理由で斎藤泰雄大使の参列にとどまり、ロシアのメディアは驚きをもって受け止めている。」との記事は、ロシアのマスメディアの反応を正確に伝えているものと外務省は認識しているか。
八 エリツィン氏の葬儀に日本政府から特使が派遣されなかったのは、適切なタイミングで適切な報告と提案を行わなかった外務官僚の不作為によるものと思料するが、政府の認識如何。

 右質問する。



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