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平成十九年九月十日提出
質問第三号

旧陸軍軍医学校の人体標本等に関する質問主意書

提出者  郡 和子




旧陸軍軍医学校の人体標本等に関する質問主意書


 国立感染症研究所が所在する新宿区の旧陸軍軍医学校跡地から大量の人骨が発見されて一八年を経過した。この人骨は旧陸軍軍医学校にあった標本類又は標本作製用あるいは医学教育用に集められた死体の一部とみられることから、厚生労働省で弔意を示しながら保管している。昨年になって旧陸軍軍医学校元看護師から他の場所にも人体標本が埋められているとの新たな証言があり、当時の川崎二郎厚生労働大臣が元看護師と面談、人体標本を埋めたとされる場所の調査を明言した。
 ついては、次の事項について質問する。

一 旧陸軍軍医学校跡地から発見され厚生労働省で保管している人骨の保管状況を明らかにされたい。
二 厚生労働省で保管しているこの人骨に関する報告書「戸山研究庁舎建設時に発見された人骨の由来調査について」で言及している「新たな調査の手がかり」について進捗状況を明らかにされたい。
三 川崎二郎厚生労働大臣(当時)と石井十世元看護師の面談について、厚生労働省として事実経過とその内容をどのように認識しているのか明らかにされたい。
四 石井元看護師の証言による人体標本を埋めたとされる場所の調査について面談後の経過と今後の方策を明らかにされたい。
五 東京都新宿区議会が全会一致で「防疫研究室跡地調査の早期実施を求める意見書」を可決したことについてどのように受け止めているか明らかにされたい。
六 人体標本が埋められていると石井元看護師が指摘している戸山五号宿舎周辺は東京都の戸山公園整備計画地内であり、国立国際医療センターの独立行政法人化との調整をどうするのか明らかにされたい。
七 人体標本がその敷地内に埋められていると石井元看護師が指摘している財務省所管の若松住宅は廃止し、売却する方針と承知している。厚生労働省は財務省に対して石井元看護師の証言その他の事実経過を伝えたと厚生労働省から説明を受けているが、財務省はこの人体標本調査を行うのか。行うとすればどのように進めるのか明らかにされたい。
八 陸軍軍医学校及び臨時東京第一陸軍病院の器材、人体標本及び図書、業務資料等が陸上自衛隊衛生学校に移管された経緯を明らかにされたい。
九 国立病院医療センター編集『創立三十周年記念誌』(一九七六年三月二十五日発行)によると軍関係資料一、三〇〇点内外を一九五四年に保安隊(現自衛隊)衛生学校に保管換えしたと記載されているが移管された事実を承知しているか。承知しているとすれば目録の有無及び所在並びにその開示方法を明らかにされたい。
十 国立東京第一病院の大橋成一病理部長が大東亜戦争陸軍衛生史・巻6に記載するところによると、軍陣病理学教室の肉眼標本を自衛隊衛生学校に寄附した(一九五八年夏)とあるが、その事実を承知しているか。承知しているとすれば、その目録の有無及び所在並びにその開示方法を明らかにされたい。
十一 陸上自衛隊衛生学校彰古館が保管する旧軍関係の器材、人体標本及び図書、業務資料等の目録の有無及び所在並びにその開示方法を明らかにされたい。

 右質問する。



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