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平成十九年十月二十六日提出
質問第一五七号

インド洋上における海上自衛隊による補給活動に対する駐日米大使の発言に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




インド洋上における海上自衛隊による補給活動に対する駐日米大使の発言に関する質問主意書


一 二〇〇七年十月二十四日、シーファー駐日米大使が日本記者クラブで記者会見し、インド洋で海上自衛隊が補給した燃料がイラク戦争に転用されたのではないかとの疑惑に対して、「イラク戦争用の燃料を日本からもらう必要はない。(情報を公開しても)納得いかない人たちは、政治的な理由で満足しないのだろう」と述べたと報道されているが、右のシーファー大使の発言(以下、「シーファー発言」という。)を政府は承知しているか。
二 「シーファー発言」に対する政府の評価如何。例えば二〇〇七年十月十六日に閣議決定された政府答弁書(内閣衆質一六八第七六号)では、「二月二十五日から二十八日までの三日間に、キティホークは不朽の自由作戦を支援する任務を行った。二月二十八日の夜、キティホークは南方監視作戦を支援するため北アラビア湾に到着した。」との、我が国からの照会に対する米側の回答(以下、「回答」という。)があり、仮に我が国からの給油が直接イラク戦争に転用されているという事実がないにしても、米側が「回答」で述べているように、キティホークが北アラビア湾に向かう前段で、補給艦ペコスを通じて我が国からの給油支援を間接的に受けていることは事実である。また米側の認識としても、我が国から給油された燃料のイラク戦争への転用はなかったとは百%言い切れないとのコメントを発しており、「イラク戦争用の燃料を日本からもらう必要はない。(情報を公開しても)納得いかない人たちは、政治的な理由で満足しないのだろう」との「シーファー発言」は自己本意で誠意を欠くものであると考えるが、政府の認識如何。
三 「シーファー発言」について、政府はシーファー大使本人または米国側に意見を伝えたか。伝えたのならば、その内容を明らかにされたい。
四 三で、伝えていないのならば、その理由を明らかにされたい。

 右質問する。



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