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平成二十年二月十四日提出
質問第九一号

内閣府の計量経済モデルが政治的に歪められている可能性に関する質問主意書

提出者  滝  実




内閣府の計量経済モデルが政治的に歪められている可能性に関する質問主意書


 平成十九年十二月十七日に提出の内閣府の計量経済モデルが政治的に歪められている可能性に関する質問主意書に対する答弁書(内閣衆質一六八第三三二号。以下「答弁書」という。)は、全く納得できない。
 質問は、政府の計量経済モデルが意図的に実際の五〜八倍もの速さでデフレ脱却が進むように偽装されていると言われても仕方ないものではないかというものであり、それを明確に証明するグラフを示した。しかもその「偽装」が六年も連続して繰り返されているのではないかという驚くべき事実を示した。
 それに対する答弁書には、デフレ脱却が達成できなかった理由として、「国際環境の変化には予見し難い要素が多い」ことが挙げられている。つまり世界の経済状態が予想以上に悪かったとの弁解だ。世界はこの三十年間で最もよい経済環境にあると言われていたのを知らないとでも言うのだろうか。図1を見て頂きたい。外需が急拡大しているのがよく分かる。この事実がありながら世界の経済状態が悪すぎたため予測が大きく外れたと言えば世界の笑いものになるだけだ。そこで質問する。

一 世界の経済状態が予想より悪すぎたために下方修正を六年も連続して繰り返したという弁解をするのであれば、政府は事前にどのような外需拡大を予想していて、その予想が外れたことが、何%デフレーターの下方修正につながったのかを六年間それぞれの場合に対し別々に説明していただきたい。

 右質問する。


図1


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