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平成二十年三月三十一日提出
質問第二四一号

米価対策の一環として政府が行った米処理計画の是非に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




米価対策の一環として政府が行った米処理計画の是非に関する質問主意書


一 ここ十年の米価の推移につき説明されたい。
二 米価対策の一つとして、昨年秋に政府はエサ用に処理する米を十万トン集める計画(以下、「計画」という。)を立てていたが、実際には目標に遠く及ばず一万四千トンの米しか集まらなかったと本年三月二十六日付の朝日新聞は報じている(以下、「朝日報道」という。)が、「計画」の詳しい内容につき説明されたい。
三 「朝日報道」にある様に、「計画」で目標とした米が集まらなかったのはなぜか。「朝日報道」によると、若林正俊農林水産大臣は「全農は集荷の約束を守らなかった。遺憾だ」と述べたとのことであるが、右は全国農業協同組合連合会が米集荷の約束を守らなかったことが原因であると政府、特に農林水産省は考えているということか。
四 「計画」を実施するに要する費用はいくらか説明されたい。
五 「朝日報道」によると、既に米価は下げ止まっており、四の国費を費やしてまで「計画」を実施する意味はないとのことであるが、農水省の見解如何。
六 「朝日報道」によると、四の国費を費やしてまで「計画」が実施される背景には、農水省と全農の感情的なもつれがあり、互いに意地になっている結果、「計画」の取り止めを言い出せない状況にあるとのことであるが、右は事実か。
七 「朝日報道」によると若林農水大臣は「計画」の実施について、「コメ価格維持のため税金を使うことで国民の了解を得ている。税金の無駄遣いではない」と述べたとのことであるが、原因は何であれ結果として「計画」は当初の予定通り実施されなかったことに政府、特に農水省は責任を負うのではないのか。
八 当初の予定を遙かに下回る量の米しか集まらなかったにも関わらず、あくまで「計画」を実施しようとする政府、特に農水省の判断は適切か。明確な答弁を求める。

 右質問する。



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