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平成二十年六月十一日提出
質問第五二七号

二〇〇一年十二月のアフガニスタン復興NGO東京会議での草の根・人間の安全保障無償資金協力の資金の使途及びNGO参加をめぐる外務省の説明に関する第三回質問主意書

提出者  鈴木宗男




二〇〇一年十二月のアフガニスタン復興NGO東京会議での草の根・人間の安全保障無償資金協力の資金の使途及びNGO参加をめぐる外務省の説明に関する第三回質問主意書


 「前回答弁書」(内閣衆質一六九第四六七号)を踏まえ、再度質問する。

一 二〇〇一年十二月に開催されたアフガニスタン復興NGO東京会議(以下、「東京会議」という。)について、外務省が「東京会議」の主催者であるジャパン・プラットフォームに対して「東京会議」に出席するNGOの宿泊費等に草の根・人間の安全保障無償資金協力(以下、「草の根資金協力」という。)の資金は使えない旨の説明を行った際に、外務省自身の判断違い、認識違いであったという趣旨ではなく、鈴木宗男衆議院議員の圧力によって「草の根資金協力」の資金が使えなくなった旨話したという事実はないかとの質問等に対し、「前回答弁書」で外務省は、「お尋ねについては、外務省としては、平成十四年二月八日に内閣官房が公表した『「アフガニスタン復興支援国際会議」に係るNGOをめぐる外務省の対応に関する調査結果』のとおり、御指摘の『東京会議』へのジャパン・プラットフォームの出席に関して、外務省が特定の議員の主張に従ったことはないと考えている。」と答弁しているが、右答弁にある「『アフガニスタン復興支援国際会議』に係るNGOをめぐる外務省の対応に関する調査結果」(以下、「調査結果」という。)について、その具体的な内容、調査の担当責任者、調査の対象となった者の官職氏名等、詳細に説明されたい。
二 一の答弁からすると、外務省は「調査結果」の示す内容が真実であると認識していると思料するが、確認を求める。
三 二で、外務省が「調査結果」の示す内容が真実であると認識しているのなら、前回質問主意書で引用した様に、二〇〇二年一月二十四日の衆議院予算委員会における、「東京会議」にジャパン・プラットフォームを出席させない様、鈴木宗男衆議院議員から圧力があったと当時の野上外務事務次官から話があったとする当時の田中眞紀子外務大臣の発言はウソであることになる。またそのことは、二〇〇二年一月三十一日付の読売新聞一面の「『外相メモはうそ』首相は一変した 周囲も『野党に説明できぬ』 検証 更迭劇」との見出しの記事でも、「小泉が急転、三人の辞任という荒業に踏み切る方向に変わったきっかけは、二十九日朝から官房副長官の安倍晋三と古川貞二郎が行った外務省幹部への聞き取り調査だった。二十四日の外務省の勉強会で野上が田中に、鈴木がNGO排除問題に関与したと発言したかどうかを調べたもので、その結果は出席者全員が『なかった』と答えた。『田中外相の説明は、時間が逆さまだったり、走り書きのメモはうそだらけだった』という。」と、詳しく書かれている。外務省は、田中氏はウソを言っていたと認識しているか。明確な答弁を求める。
四 田中氏が二〇〇二年一月三十日付で外務大臣の職を更迭された理由は何か。
五 「調査結果」が示す通り、当方は「東京会議」にジャパン・プラットフォームを出席させない様に圧力をかけたことなどないが、結果として当時、当方はNGOに冷たい、NGOを排除しようとした等、様々なマスメディアでバッシングを受けることとなった。その後外務省においても、同年三月四日付で、元最高裁判所判事の園部逸夫氏を中心に、当方には何の話も聞かないという極めて不公平な方法により、当方と外務省の間には社会通念に照らしてあってはならない異常な関係があったとする報告書を発表したり、他にも様々な秘密指定文書が外務省から流出したりと、外務省自身も意図的に鈴木宗男バッシングの時流に乗っていたと考えるが、外務省の見解如何。

 右質問する。



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