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平成二十一年二月二十七日提出
質問第一六九号

平成二十一年二月十一日に開催された日韓外相会談における竹島問題の取り扱いについての外務省の説明に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




平成二十一年二月十一日に開催された日韓外相会談における竹島問題の取り扱いについての外務省の説明に関する質問主意書


 本年二月十一日、韓国の首都ソウルで行われた、中曽根弘文外務大臣と柳明桓外交通商部長官による日韓外相会談(以下、「外相会談」という。)において、これまでの答弁書で、中曽根外務大臣より竹島の領有権については、我が国には我が国の立場がある旨指摘したことが明らかにされている。右と「政府答弁書」(内閣衆質一七一第一三三号)を踏まえ、質問する。

一 「外相会談」において中曽根大臣は、当初より柳長官に対して竹島問題を提起する考えでいたのか。
二 先の質問主意書で、外務省HPに本年二月十一日付で掲載されている「日韓外相会談(概要)」には、中曽根大臣より竹島問題の提起がなされた旨の記述は見られないが、その理由については「政府答弁書」では何の説明もなされていない。「政府答弁書」では「これ以上の詳細等について明らかにすることは、竹島の領有権に関する我が国の立場を主張し、問題の平和的解決を図る上で、今後の事務の適正な遂行に支障を来すおそれ等があることから、差し控えたい。」との答弁がなされているが、外務省が同省のHP上で、「外相会談」において竹島問題をとり上げたことを国民に説明することは、国民の理解を得られることはあっても、同問題の平和的解決を図る上で支障となることは決してないと考える。なぜ外務省が右の「日韓外相会談(概要)」で、「外相会談」において中曽根大臣が竹島問題に触れたことを説明しないのか、その理由を再度質問する。
三 外務省として、「外相会談」において竹島問題がとり上げられたことを国民に隠す必要があると考えているのか。
四 中曽根大臣より竹島問題を提起したことを国民に隠す等、「外相会談」についての外務省の説明は不十分かつ不可解であり、同問題に対する外務省の姿勢、意欲に対し、国民に大きな疑念を抱かせるものとなっていると考えるが、外務省の見解如何。

 右質問する。



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