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平成二十一年十一月九日提出
質問第六三号

ミャンマー情勢並びに邦人殺害事件に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




ミャンマー情勢並びに邦人殺害事件に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書


一 一昨年九月、ミャンマーで民主化を求める僧侶や市民のデモをミャンマー軍事政権が鎮圧し、その際にデモの現場にいた日本人ジャーナリストの長井健司さんがミャンマー治安部隊に射殺される事件(以下、「事件」という。)が発生した。その後、我が国の警察当局と外務省が「事件」の調査のため結成したチームが昨年二月十九日にミャンマーに派遣された際、同チームが行った司法解剖結果とビデオ画像の鑑定結果について、発砲は極めて至近距離から行われたものであるとの分析等を示しつつ説明し、ミャンマー側のこれまでの「事件」の見解の修正及び殺害された長井さんが所持していたビデオカメラについて更に捜索を行うよう求めていると承知する。鳩山由紀夫内閣として、「事件」に対し、どの様な見解を有しているか説明されたい。
二 前政権は、ミャンマー側に対して具体的な期限を区切って「事件」の真相解明及び長井さんが所持していたビデオカメラの返還を求めておらず、また、いつ、誰が、ミャンマー側の誰に対してどの様な内容の抗議を行ったのか等について、国民に明らかにされることもなかった。鳩山由紀夫内閣総理大臣、岡田克也外務大臣として、「事件」の真相解明及び長井さんが所持していたビデオカメラ返還の実現に向け、具体的にどの様な対応を取っていく考えでいるのか説明されたい。鳩山内閣として、具体的期限を設け、ミャンマーに対して「事件」の真相解明及び長井さんが所持していたビデオカメラの返還を求めていく考えはあるか。
三 本年十一月七日、鳩山総理は「日メコン首脳会議」のため来日したミャンマー軍政のテイン・セイン首相と会談をし、ミャンマーにおける民主化に前向きな進展が見られれば、対ミャンマーODAを拡充する方針を表明したと承知する。鳩山総理として、ミャンマーにおけるどの様な動きを民主化に向けた前進とみなす考えでいるのか説明されたい。

 右質問する。



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