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平成二十二年六月十日提出
質問第五六二号

日本海沿岸東北自動車道に関する質問主意書

提出者  木村太郎




日本海沿岸東北自動車道に関する質問主意書


 日本海沿岸東北自動車道は、新潟市を起点として日本海に沿って新潟県・山形県・秋田県を経て、東北縦貫自動車道と連結してから青森県に至る高規格幹線道路である。また、この四県を短時間で結ぶことができ、これにより新たな連携や交流による地域づくりの可能性が広がることが期待されている。
 しかし、本自動車道は、計画に基づき整備促進が図られつつあるものの、未だに新潟〜山形県境部、山形〜秋田県境部及び秋田県北部の一部区間が未着手となっているなど、不十分な面が多く整備が進展していない状況であり、地域的にも、また生命線という視点からも本自動車道に接続する地域高規格道路の能代〜鰺ヶ沢間(西津軽能代沿岸道路)についての整備促進を図ることが必要である。未整備の状況が続けば、産業、経済、住民生活において、整備が進んでいる地域との格差がますます拡大し、地方の自立と発展に大きな影響を及ぼすことが懸念される。
 従って、次の事項について質問する。

一 日本海沿岸東北自動車道について、救急医療施設への搬送の時間短縮、災害時の緊急輸送ルートの確保、観光や商工業の振興など地域住民の利便性の向上と均衡ある国土発展のためにも、本自動車道及び西津軽能代沿岸道路の整備を促進することが望ましいと考えるが、菅内閣はどのように考えているのか。
二 未着手区間について、高速道路を取り巻く整備状況が大幅に遅れ、今後の整備が抑制される事態となれば、整備の遅れている地域では、計画通りに進んでいる地域に比べて大きな格差が生じてくると考えられるが、どのように分析しているのか、菅内閣の見解如何。
三 未着手区間について、地域ごとの実情を十分に踏まえ、早急に新規事業化などの措置が必要と考えるが、どのように考えているのか。
四 全国の他の高速道路別で見ると、基本計画から遅れている整備の状況はどうなっているのか。また、その現状についてどのように分析し、対応していくのか。

 右質問する。



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