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平成二十二年六月十四日提出
質問第五七四号

北海道新幹線における新青森・新函館(仮称)間の建設工事に伴う地方負担に関する質問主意書

提出者  木村太郎




北海道新幹線における新青森・新函館(仮称)間の建設工事に伴う地方負担に関する質問主意書


 北海道新幹線における新青森・新函館(仮称)間の建設工事は、平成十七年五月の着工以来、平成二十七年度末の開業に向けて進められており、新たな連携や交流による地域づくりの可能性が広がることが期待されている。
 しかし一方で、私の地元青森県において、平成二十一年に総額九百四億円の工事費増額が提示され、青森県の財政運営に大きな負担となっている。また、国家的プロジェクトでもある北海道新幹線新青森・新函館(仮称)間延長百四十九キロメートルの五十五パーセント(八十二キロメートル)にも及ぶ青函共用走行区間における運行形態が、着工から五年以上経過しても未だ決定されていないことについて、地元から困惑の声が上がっている。この状況から、将来的に事業費の増額、すなわち本県負担の増額に繋がることが予想され、厳しい財政状況をさらに圧迫させるものと考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 北海道新幹線建設費の地方負担は、地方財政に大きな影響を与えることから、地方負担を軽減させるためにも、地方交付税措置の充実等を図るとともに、一層のコスト縮減が必要であると考えるが、如何か。また、具体的にどのように考えているのか示されたい。
二 一に関連し、新青森・新函館(仮称)間の早期開業に向け、安定的な事業実施が可能となるよう財源の確保を図るとともに、新幹線建設費について見直しを行い、現行の総事業費を維持するべきと考えるが如何か。
三 一及び二に関連し、青函共用走行区間の運行形態を、着工から五年以上経過しても未だ決定されていないことについて、国は責任をもって早急に検討し、示すべきと考えるが如何か。

 右質問する。



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