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平成二十三年一月二十四日提出
質問第一〇号

国後島を訪問したメドベージェフ・ロシア大統領による更なる北方領土訪問に係る外務省の認識に関する質問主意書

提出者  浅野貴博




国後島を訪問したメドベージェフ・ロシア大統領による更なる北方領土訪問に係る外務省の認識に関する質問主意書


 昨年九月二十九日、「近い将来、必ずクリルを訪問する」旨の発言をしていたロシアのメドベージェフ大統領は、十一月一日の日本時間午前九時過ぎ、国後島を訪問した。右を受け、同月三日、ロシアのラブロフ外務大臣は、メドベージェフ大統領が今後歯舞群島、色丹島の訪問も検討している旨述べている。その後、同大統領による訪問はまだなされていないものの、十二月十三日にシュワロフ第一副首相が、本年一月二十日から二十一日にかけてブルガコフ国防次官が、それぞれ国後島、択捉島を訪問している。右を踏まえ、質問する。

一 シュワロフ第一副首相、ブルガコフ国防次官による北方領土訪問に関し、外務省、特に在ロシア日本国大使館に対し、何らかの事前通報はなされていたか。
二 政府、特に外務省は、シュワロフ第一副首相、ブルガコフ国防次官の訪問目的について、どのような認識を有しているか。
三 政府、特に外務省は、今後の更なるロシア要人による北方領土訪問があり得るか否か、現時点でどのような認識を有しているか。
四 政府、特に外務省は、シュワロフ第一副首相、ブルガコフ国防次官による北方領土訪問により、また今後更なるロシア要人による北方領土訪問がなされた場合、日ロ間の北方領土交渉及び北方領土問題に関する我が国の立場にどのような影響があると認識しているか。
五 日ロ間の北方領土交渉及び北方領土問題に関する我が国の立場は、戦後六十五年となる昨年来、かつてない厳しい局面に立たされていると考えるが、政府、特に外務省の認識如何。
六 政府、特に外務省として、かつてない厳しい局面にある北方領土交渉を、どのように打開していく考えでいるのか説明されたい。

 右質問する。



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