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平成二十三年三月七日提出
質問第一二六号

東北新幹線新青森(全線開業)に関する質問主意書

提出者  木村太郎




東北新幹線新青森(全線開業)に関する質問主意書


 昨年十二月四日に東北新幹線が全線開業し、新青森駅まで延伸が図られたことを受け、観光や物産の販売促進をはじめ、一過性にしないためにも、地元では様々な取り組みが続いている。また、去る三月五日には新車両「はやぶさ」も竣工し、東京〜新青森間が最速三時間十分で結ばれた。今後も、県・市町村・関係機関・団体等が連携して新幹線効果を高めていくことが大切である。同時に、国として引き続きの支援が極めて重要と考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 東北新幹線全線開業から三ヶ月経過したが、人的・物的、また経済的な流れや効果を、国としてどのように捉え、どのように評価しているのか。
二 開業直後、悪天候の影響や業務上のトラブルにより、新幹線の運休や大幅な遅れを招く事案があったが、これらを含め、改善すべき点を、国としてどのように考えているのか。
三 東北新幹線全線開業を受け、「奥羽本線」や第三セクターで運行されている「青い森鉄道」等との利便性を図るため、今後国としてどのように取り組んでいくのか。特に、奥羽本線の複線化は凍結したままとなっており、国として、JR東日本をはじめ関係機関に対するリーダーシップを発揮する取り組みをすべきと考えるが、菅内閣の見解如何。
四 東北新幹線全線開業を受け、国としては総合的にどのような支援をしていくのか。
五 菅民主党政権は、二年連続で税収見込額よりも国債発行額が上回るという、異常な国の予算を編成した。これは、バラまき政策の大きなツケであり、現役世代はもとより、次の世代を担う子供達にも大きな負担をかけている。バラまき政策は即刻止めるべきである。このような状況を招いておきながら、取れるところから取ろうと、財源あさりが目立っており、その一つに「特例業務勘定の利益剰余金等を活用した鉄道関連施策等」があり、本来の鉄道関連施策以外に活用しようともくろんでいる。これに関して、我が党は、本来のお金の使い方を目指すべく、「日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律等の一部を改正する法律案」を国会に提出している。菅民主党政権は、我が党が提出している同法案に賛同するべきと考えるが、菅内閣の見解如何。

 右質問する。



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