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平成二十三年八月十九日提出
質問第四〇七号

全国の学校におけるいじめ増加に関する質問主意書

提出者  木村太郎




全国の学校におけるいじめ増加に関する質問主意書


 文部科学省の問題行動調査によると、全国の国公私立の小中高校などが平成二十二年度に把握したいじめ件数は、震災の影響で岩手、宮城、福島の三県を除いても七万五千二百九十五件となり、前年度よりも三・五パーセント増加したことが明らかになった。いじめの件数は平成十八年度以降減り続けていたが、一転して増加に転じた理由は様々な要因があると考えられる。子どもたちが安心して学校教育の現場に身をおけるよう、国としてもその原因を追及し、対策を講じることが必要と考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 現行の調査方式になった平成十八年度以降いじめの件数は減り続けていたが、平成二十二年度に一転して増加に転じたことをどのように捉えているのか、菅内閣の見解如何。
二 一に関連し、いじめの件数が増加に転じた要因はどのようなことが考えられるのか、またどのような対策をとるべきと考えるのか、菅内閣の見解如何。
三 文部科学省の問題行動調査によって、全国の国公私立の小中高校などで把握したいじめの件数は七万五千二百九十五件である。実際はこの件数より相当上回ると思われるが、その把握のために何が必要と考えるのか、菅内閣の見解如何。
四 東日本大震災の影響により今回の調査に岩手、宮城、福島の三県は含まれていない。来年度以降、震災の影響があった三県について調査する予定はあるのか、菅内閣の見解如何。

 右質問する。



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