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平成二十三年八月二十六日提出
質問第四三〇号

竹島への韓国軍駐留計画に対する政府の見解に関する再質問主意書

提出者  浅野貴博




竹島への韓国軍駐留計画に対する政府の見解に関する再質問主意書


 本年八月十四日、韓国の与党ハンナラ党の洪準杓代表が、我が国固有の領土である竹島に韓国の正規軍を駐留させる計画(以下、「計画」という。)について言及し、政府にその実行を求める考えがあることを明らかにしている。右と「前回答弁書」(内閣衆質一七七第三九九号)を踏まえ、再質問する。

一 「前回答弁書」で政府は「計画」について「政府としては、御指摘の発言は報道等を通じて承知しているが、大韓民国政府の考えであるとは認識していない。」と答弁しているが、「計画」が韓国国会内の意見から、同国政府の正式な方針となり得る可能性はないか。右について、政府として正確な情報を把握しているか。
二 「計画」に対する外務省の見解如何。右の質問に対しては、「前回答弁書」では一の答弁がなされているのみであるが、「計画」が現時点で韓国政府の考えであるか否かに関わらず、政府として右をどう考えるか、仮に右が実現された場合、竹島問題、ひいては日韓関係にどのような影響を及ぼすか等について、政府の見解を述べられたい。
三 前回質問主意書で、「計画」並びにそれに係る洪代表の発言に対し、外務省として韓国政府に懸念を表明する等、何らかの反応をしているかと問うたところ、「前回答弁書」では一の答弁がなされているのみである。右は、現時点で政府として、「計画」について韓国政府に何の反応も示していないということか。
四 一の答弁には「報道等を通じて承知している」とあるが、政府として報道を除いてどのようにして「計画」を知ったのか説明されたい。
五 政府として、「計画」について韓国政府、または同国国会に何らかの照会をしているか。
六 三で、韓国側に何の反応も示さず、五で何の照会もしていないのなら、「計画」を韓国政府の正式な方針とする同国における動きを食い止めることにはならず、我が国の国益を著しく損ねる結果につながり得るのではないのか。それこそ、政府の怠慢、不作為に該当すると考えるが、政府の見解如何。

 右質問する。



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