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平成二十五年二月十五日提出
質問第二三号

中国艦船による我が国の海上自衛隊護衛艦への射撃用レーダー照射を巡る一連の政府の対応に関する質問主意書

提出者  石川知裕




中国艦船による我が国の海上自衛隊護衛艦への射撃用レーダー照射を巡る一連の政府の対応に関する質問主意書


 本年二月五日、小野寺五典防衛大臣は記者会見をし、一月三十日、中国の艦船が我が国の海上自衛隊の護衛艦に射撃用レーダーを照射していたことを明らかにした。右を踏まえ、質問する。

一 今次明らかになった中国艦船による射撃用レーダー照射は、日中関係並びに東アジア、世界の安全保障環境に大きな負の影響を及ぼすと考えるが、政府の見解を明らかにされたい。
二 今次のレーダー照射が行われた具体的な日、時、分、場所、並びに照射を行った中国艦船の種別等、その詳細を明らかにされたい。
三 二のレーダー照射が行われてから小野寺大臣、安倍晋三内閣総理大臣への報告がなされるまでの経緯を、時系列で詳細に示されたい。
四 安倍総理は、本年二月七日、衆議院予算委員会で、「事務方が慎重になって小野寺五典防衛相や私への報告が遅くなった」旨述べている。実際に小野寺大臣、安倍総理への報告を行った事務方とは誰か、その官職氏名を明らかにされたい。
五 四の者による小野寺大臣、安倍総理への報告は、なぜかくも遅れたのか。その理由を明らかにされたい。
六 四の者による小野寺大臣、安倍総理への報告が遅れたことにより、我が国の国益にどのような影響が生じたか。政府の見解を示されたい。
七 中国側は、今次のレーダー照射については、我が国側のでっち上げであると、真っ向から否定をしている。政府の見解如何。
八 七の中国の主張を打破するには、具体的なレーダー照射の証拠を国際社会に明らかにする必要があると考えるが、政府としてどのような手を構ずる考えでいるか。

 右質問する。



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