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平成二十六年六月十六日提出
質問第二二二号

いわゆる南京事件や従軍慰安婦を世界記憶遺産とすることを中国が申請した件に関する質問主意書

提出者  鈴木貴子




いわゆる南京事件や従軍慰安婦を世界記憶遺産とすることを中国が申請した件に関する質問主意書


 中国がいわゆる南京事件や従軍慰安婦に関連した資料をユネスコの世界記憶遺産に登録すべく申請を行ったことに対し、現在政府としては、本年六月十一日に菅義偉内閣官房長官が外交ルートを通じて申請の取り下げを求めたように、中国側に対して撤回を求めるべく交渉をしていると承知する。右を踏まえ、質問する。

一 今回、中国により南京事件と従軍慰安婦問題の申請がなされた件に対する政府の見解を改めて示されたい。
二 いわゆる南京事件に対する政府の認識如何。
三 いわゆる従軍慰安婦問題に対する政府の認識如何。
四 南京事件と従軍慰安婦問題に関し、なぜ中国側がユネスコへの申請を今になって行ったのか、政府としてどのように分析しているか説明されたい。
五 前文で触れたように、政府は中国側が申請を取り下げるよう働きかけをしているが、中国政府は「日本の理不尽な申し入れは受け入れられず、申請は撤回しない」と、激しく反発していると承知する。ユネスコの政治利用、そして我が国を過度に貶める中国の行動は受け入れられないにせよ、南京事件と従軍慰安婦問題について、我が国としては、居丈高な強硬論を打つだけではない交渉が求められると考えるが、政府の考えを説明されたい。

 右質問する。



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