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平成二十七年二月四日提出
質問第二五号

いわゆる「イスラム国」支配地域に渡航したとされる邦人情報に関する質問主意書

提出者  大西健介




いわゆる「イスラム国」支配地域に渡航したとされる邦人情報に関する質問主意書


 いわゆる「イスラム国」に拘束された湯川遥菜氏および後藤健二氏について、本年一月二十四日に湯川氏、二月一日には後藤氏が殺害されたとみられる動画がインターネット上で公開された。
 右を踏まえ質問する。

一 外務省が後藤健二氏のシリアへの渡航計画を把握し、昨年九月から十月にかけて三回にわたり渡航自粛を本人に直接要請したと世耕弘成官房副長官がテレビ番組で発言したが事実か。事実の場合、その時期と方法を明らかにされたい。
二 後藤氏や湯川氏を含め、いわゆる「イスラム国」支配地域へ渡航しようとする邦人に対し、翻意を促し、その後、消息が不明になっている事案はあるか。
三 二十九歳の日本人女性が仏人の夫とともにトルコに出国した後、連絡が取れなくなっており、いわゆる「イスラム国」支配地域に渡航した可能性があるという報道があるが、政府はこの報道を承知しているか。
四 当該夫婦に対しては、仏大使館が渡航自粛を要請したという情報があるが、仏大使館にこのことを照会したことがあるか。あるいは、照会しないのか。
五 当該夫婦に対して、外務省として渡航自粛を要請したことがあるか。ある場合、時期及びその方法を明らかにされたい。
六 当該夫婦に対して、公安当局がこれまでに接触して、事情を聴取するようなことがあったか。
七 本件以外にも複数の日本人がいわゆる「イスラム国」支配地域に入っているとの報道があるが、そのような事実はあるか。ある場合には、その概要は如何。
八 いわゆる「イスラム国」支配地域へ渡航をしようとする邦人に対し、渡航自粛を促したが翻意できなかった場合、その事実を明らかにするつもりはあるか。

 右質問する。



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