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平成二十七年二月五日提出
質問第三三号

クマラスワミ報告に対する日本政府反論書に関する質問主意書

提出者  井坂信彦




クマラスワミ報告に対する日本政府反論書に関する質問主意書


 クマラスワミ報告に対する日本政府反論書に関し、岸田文雄外務大臣は二〇一四年十月十五日の衆議院外務委員会で「今後の取り扱いにつきましては、政府としては、今後とも我が国の立場への国際社会の理解を得るために、積極的、戦略的に対外発信に取り組むとしておるわけですので、国際社会の理解を得るのに何が最善の方法かについて、引き続き検討を進めていきたい」と述べている。その後の政府における検討状況について、次の事項について質問する。

一 @クマラスワミ報告に対する日本政府反論書はその後の検討において、いつ公開するか決定したのか。
 Aなぜ、現時点において公開しないのか。
二 二〇一四年十一月二十七日付け産経新聞朝刊によると、ナチス戦争犯罪と日本帝国政府の記録の各省庁作業班(IWG)の報告書で、日本の慰安婦にかかわる戦争犯罪や「女性の組織的な奴隷化」の主張を裏付ける米側の政府・軍の文書は一点も発見されなかったことが明らかとなったと報道された。このIWG報告書について、日本政府は把握しているか。またこの報告書に関し、日本政府は何らかの反応を示したか。

 右質問する。



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