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平成二十七年二月十二日提出質問第五八号
沖縄の未来を見据えた基盤整備の実現に関する質問主意書
提出者 仲里利信
沖縄の未来を見据えた基盤整備の実現に関する質問主意書
沖縄県は、成長著しい東アジア地域のダイナミズムと連動し、巨大市場の中心に位置する沖縄の地理的優位性と長年培ってきたソフトパワーを生かし、経済成長を描くことを基本方針としている。その原点となるのが、沖縄本島を網羅する鉄道網や空の玄関口となる空港ターミナルビル、さらには大規模な多目的・全天候型機能を備えたコンベンションセンター等の基盤施設であり、これらの整備は喫緊の課題となっている。
そこでお尋ねする。
二 東アジア地域との交流拠点として、沖縄が国内外の注目を集めている中で、近年、沖縄への観光客が飛躍的に増大している。このままの状況が続けば、一千万人の観光客の規模も夢ではない状況となっている。既に那覇空港や石垣空港のターミナルビルでは増大する観光客をスムーズに捌ききれない事態も見られている。また、沖縄県内には五〜十万人規模の大規模な国際会議や集会、展示会、見本市等が開催可能な施設がないため、国内外をターゲットにした大規模な催し物が開催できない状況である。政府は、百年の計として、一千万人観光客の来訪に対応可能な空港ターミナルビルや、多目的・全天候型機能を備えた十万人規模の大規模なコンベンションセンターの整備を積極的に推進すべきではないか。
右質問する。