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平成二十八年五月二十五日提出
質問第二九七号

我が国の薬学分野の人材に関する質問主意書

提出者  河野正美




我が国の薬学分野の人材に関する質問主意書


 二十一世紀に入り、我が国の薬学教育には大きな変化が生じている。薬学系大学の数と定員は、平成十三年度、四十六大学、八千十名であったものが、平成二十七年度は、七十三大学、一万三千三十四名となり、それぞれ一・五倍を超える拡大となっている。
 このような状況を踏まえて、次の事項について質問する。

一 薬学系大学の数や定員の増加は、薬学分野の専門知識を習得する者の増加を意味するが、そのことは、我が国の薬学分野にどのような影響を与えていると考えているか、見解を示されたい。
二 薬学系の国家資格である薬剤師の国家試験では、実施年度や大学によってその合格率に差が生じている現状がある。例えば、平成二十八年二月に実施された第百一回薬剤師国家試験の大学別の合格率を見ると、最高で九十八・七%、最低で四十四・四%となっている。
 1 実施年度や大学によって、合格率に差が生じている現状について、どのように認識しているか、見解を示されたい。
 2 現在の状況を鑑みれば、今後、薬学系大学を卒業しながらも、薬剤師資格を取得しない者の増加が予想される。そのような薬学の専門知識を習得した人材を、薬剤師以外の分野で活用する取り組みが必要と考えるが、見解を示されたい。

 右質問する。



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